《ちょこっと法話》
「暑さ寒さも彼岸まで」
そんな諺がありますね。
春のお彼岸になると温暖になり、
秋のお彼岸になると暑さもしのぎやすくなります。
そこから、
「ちょうどいい」「ほどよい」
という仏教の「中道(ちゅうどう)」の
精神がでてきます。
調べてみると、
春と秋のお彼岸は
全く違う気温…
東京では、平均で
春のお彼岸は9.2度
秋のお彼岸は21度
みんなが両方とも
「ちょうどいい」「ほどよい」
と感じる気候ですが、
そこには10度以上の差があります。
ここに「中道」の精神があると思うのです。
「中道」は決して、
平均値ではないのです。
ちょうど真ん中が「中道」
ということでもないのです。
頑張っている人は、少しゆったりしてみる。
怠けている人は、少し頑張ってみる。
それが「中道」ではないでしょうか。
お釈迦様は、悟りを開くとき
「苦行、安楽に溺れる生活」
それらの「極端」を避け、
「中道」を歩んだのです。
「私は中道を歩んでいるのか?」
そんなことを”少し”考えてみる。
そんな秋のお彼岸にしてみたら
いかがでしょうか。
南無阿弥陀仏。
〜合掌〜
■本日の幼稚園の様子■

「リレー」
今日も白熱リレー!!
「絶対に勝つぞー!」という声が

「リレー」

「折り返しリレー」
今日はボールを蹴る!
サッカー選手だ!

「うんどうかいごっこ」
あれ?せんせいチーム…

「サウンドプレイ」
楽器あそび。

「何ができるかな?」